ゴルフコースのある住宅街

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季美の森の開発秘話

季美の森の開発計画が東急不動産によって進められたのは、1980年代前半のこと。当時は外房線沿いの宅地開発計画が盛んで、鎌取駅のおゆみ野、ちはら台、土気駅のあすみが丘、そして大網駅のみずほ台、みどりが丘、みやこ野が、季美の森と競合していました。高速道路インターから至近とはいえ、駅から離れたバス便でしかも高台にある季美の森は、ライバルより不利な形勢。そこで付加価値を高めるため、「ゴルフコースのある街」という戦略を打ち出したのです。別荘地ではなく一般住宅地とゴルフコースとの一体開発は、日本初の事例。季美の森が提案する新しいライフスタイルは大きな話題を呼び、分譲が始まるとまたたく間に人気の物件となりました。

航空写真(街並み)

 

季美の森全体計画図(分譲当初のパンフレットより)

季美の森計画図

ゴルフコースに隣接するフェアウェイフロント区画と一般戸建て区画があります。また、計画当初は集合住宅予定地もありましたが、現在は戸建て区画に変更されています。

 

地形の話

以前このエリアは、深い谷が2本と尾根が数本ある自然豊かな森でした。谷には小川が流れ、畑地の部分もありました。その尾根の上部をカットして深い谷を埋め造成したのが、現在の姿です。地盤の良い尾根部が住宅地に。盛り土した谷部がゴルフコースとなり、住宅地からはゴルフコースを見降ろす眺めとなっています。5番ホール